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ドイツのサイト "Kai-schmitt.com" の Baubericht のコーナーを翻訳したものです。
2006年6月
さて、救命ボートに、漕ぎ手席を付けた上で、アームのところに取りつける作業である。 漕ぎ手席は Folie に印刷したものを3枚重ねに接着してこしらえた。
訳者注:
"Folie" は私のドイツ語の辞書には載っておらず、Google の英訳では "foil" すなわち金属箔となる。 アルミ箔には印刷できないと思うし、写真でもそうは見えない。OHP シートのようなものなのだろうか?・・・
folie を3層にすれば、充分頑丈になる。 縮尺が正しいかどうかチェックするために、普通紙に何度か印刷してみる必要があった。
この写真は漕ぎ手席を Folie に正確な縮尺で印刷したところである。
それぞれについて3枚ずつカッターで切り出し、2液式接着剤で貼り合わせた。
これがその結果である。
一つにつき3枚の「漕ぎ手席」が Folie 上に印刷され、一つに貼り合わされている。
彫り込みを入れたボートへの取付は単純作業である。
2液式接着剤を、縁だけに付けるようにする。
細かいところを削ったりした後、全体を2色に塗り分ける。
その後、留め金を2つ、ボートに取りつける。
結果は、息を呑むと言うほどの出来ではないが、まあ良いだろう。
次の段階では、これをアームに取りつけることになる。
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