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手すりの前後を精確な長さにするために、側面に沿って走る手すりを最初に取りつけるべきである。
私は船尾より簡単だと考え、船首から始めた。しかしこれはすぐに明らかになるように、失敗であった。
デッキ上での手すりの幅として残しておくべき隙間は、位置も幅も1mmでは完全に精確とはいえなかった。
従って、私はやり直さねばならなかった。よりよい方法は、部品をすべて仮置きをしてみて、模型に一気に接着してしまうことだ。
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私は、手すりが長すぎると見たので、側面の手すり部分を最初に挿入した。ここで生じる長さの違いを、船首の半円部分で合わせようと思ったのである。
錨用の穴を覆う格子は、この作業が完了してから取りつけるつもりだ。それは、この部品が船首手すりの取付にじゃまになると思ったからだ。
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船首部分に欠けていた手すり部品を合わせ、取りつけたところ。重要なことは、手すりのそれぞれの「パイプ」が隣接しているところで
ぴったり合っていることである。ナイフの刃を用いて、固定前に「パイプ」を曲げ、適当な位置に持っていった。
この部品は、ここで塗装する必要がある。しかしまずいことに、1mmしかない船首内側の境界部は、この金属部品を完全に固定するには
不十分である。従って、 側面の手すりを前部の2つの部品に固定しないことには、簡単に内側に向かって揺らいでしまい、
金属部品が外れてしまうことになりかねない。
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最先端の金属部品の端に、私は0.5mmの穴をあけ、後の艤装の取りつけに備えた。これも、取りつけた後では大変な作業だった。
慎重な作業と、良質の道具の使用によって、どうにか完了できた。ここでは、最先端の手すりは既に塗装済である。
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これは、完成した全体像である。次は、錨を覆う格子を取りつけねばなるまい。
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私は、船首に取りつけるべき巻き上げ機を2つ残している。この部分では、私は今、マストの作業をしており、
{取りつけるために幾度も測定を繰り返している。} どんな点から見ても、マスト用の穴をあけるのは微妙な作業である。
というのは、4mmのドリルは滑りやすく、あけるべき枠から外れやすい。注意が必要である。
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これはBデッキ後部の手すりを示す。前回に既に述べているように、個々の分画と手すりパーツの間に隙間を残したくなかったので、
{合うようにまげてやるか、あるいはデッキの側を一部削ることによりぴったり合わせるかのいずれかの方法をとった。}
いまや側面にできた隙間はそれほどはっきり目立つものではなくなっている。
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これは、右舷にできた隙間である。どうしてアマティ社は他の部品のようにこの部品も不必要に長く作ってくれなかったのだろう。
そうすれば世の中うまくいったのに。私はこの部分をプラスチックの切れ端で埋めて、塗装しようと思う。手すりのあまりを使うという手もあるが、
{見かけがよりよくなるとは思えない。}
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隙間をプラスチック片で埋めて塗装したところ。これについても、予備錨に使ったルーズリーフバインダーを利用した。
同様の操作を反対側にも行った。この方法が最良の解決法であるとは思わないが、手すり中央に隙間を寄せるよりはましであると考えた。
アマティ社はキットを作り直すべきだ!この機会に、曲げたために剥がれた塗装部分を修正した。
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一方、Cデッキの手すりは非常に単純であった。部品は大体フィットし、ちょっとした違いはあっても、階段部の隙間で調節できた。
次に、ペンディングにしておいたベンチの計画である。クレーン台座はまだ固定していない。これらについては、べつに急ぐことはない。接着は即座に行える。
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さて、船尾楼デッキである。ここでも私は側面を横切る手すりを最初に取りつけた。より作業をしやすくするため、
わたしはまだ完全には接着していなかった排気口とクレーン台座を取り外した。作業終了後、排気口と、まだ取りつけていなかった巻き上げ機を
2液式接着剤で模型に固定した。土台については、見てのとおりそのままとした。
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この部分については、階段用の隙間の位置と幅に関して船首と同様であった。
But one is used to grief...
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後部デッキあたりの手すりに関しては、実際取付は単純である。
船尾の中央(後部マスト位置)に印を付け、ここからスタートして後ろから前に向かって、正しい長さを測りつつ曲線を作りながら取りつけていけば簡単である。
注意すべきことは、手すり部品に2液式接着剤はthe model does not verunstaltet. すべて素早く行う必要がある。
有利な点は、the railing by the Poller and borders in position are held.
{接着部分には、私は内側から手すりに圧力を加えるため、その部分に近い曲率を持った木片を押しつけた。}
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完成した船尾楼デッキ。タイタニックの手すりすべてが船に取りつけられた。万歳!
船尾の操船ブリッジの支えも取りつけた。
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予備錨用の穴を覆う格子を、プライミングし黒で塗装した。さてこれの取付だ。この格子を利用して、部品の保定には楊子を利用した。
ピンセットですらこの目的には粗すぎた。格子の両側面に高粘度2液式接着剤をつけ、注意深く空隙に納めた。
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格子がきちんと収まったところ。
前にも書いたことだが、キットに入っている格子はなぜデッキにぴったり合わないのか、理解できない。
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煙突を取り巻く銅線で作った第2の輪を精確な位置に固定するには、マーキングを行うとよい。
ここではワイヤの幅が1mmあるので、21mmではなく22mmにした。このマークに沿って、煙突にマスキングテープを何回も巻き付けた。
こうすることで、ワイヤを保持する表面ができる。この縁を利用して、2液式接着剤を付け、ワイヤを固定した。大体60秒程度ワイヤを押さえておけばよい。
1時間後にはテープを外し、他の煙突にもこれを繰り返す。
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P型及びU型のパイプを精確な位置に固定するためには、最初にはしごを正しく曲げておかねばならない。
すべての煙突についてまず1つで充分である。後で取りつけることになる支柱の位置を煙突に鉛筆でマークする。
マーキングするとき、例の大型の設計図を参照してパイプの位置を合わせる。
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これは、すべての煙突について、パイプと、ケーブルをつなぐフックを取りつけたところである。次に、各パーツのつなぎ目を滑らかにし、
ラッカー塗装ののりをよくするために充填材を使う。汽笛用のパイプとはしごは後で取りつける。
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煙突は充填材で塗装し、最終的に完全に滑らかにする必要がある。更に、まず数日間は乾燥させなければならなかった。
というのは、私の場合、垂直方向のパイプが鋳物のように煙突から浮き上がる様を模すため、部分的にかなり厚く充填材を使ったからである。
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