今週のパーツ
救命ボート支持台と半端な部品 |
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そして作業は・・・
この写真は、前部である。 私の作成したテンプレートも写っている。 前にもやったように、位置は針でマークした。 なんとまあ、今回の部品は面倒なこと。 私は、注意深く切り離し、枠についていた部分の縁の出っ張りには紙ヤスリをかけ、白で塗装した。 部品の塗装には、私の「表裏反転マスキングテープ」テクニックをつかった。 この方法で、安全に保持することができるだけでなく、底部には塗料がつかないので、接着するのがより楽になる。 |
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この写真は、船尾部である。すべて簡明だが、正確な場所決めをするには時間を食う。
これら部品はすべて瞬間接着剤でつけた。
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この写真は、その他の半端部品である。
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今週のポイント
これら小さいピースをなくさないように細心の注意を払うこと。 何かにつけて置かないと、スプレー塗料を吹き付けただけで容易に吹き飛んでしまう。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
救命ボート |
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そして作業は・・・
私のホームページを見てくださっている多くの方々(読者、サーファー、とにかく、自分自身をどう呼ぼうとお好きなように!)は既にご承知のとおり、 私は以前真鍮エッチング製救命ボートカバーを自作したので、ベニヤ板を捨て去ってしまった。 私のセットを購入して頂いた皆さんに感謝したい。以下に、私がそのカバーをどう使ったかをご説明する。 最初に私は救命ボートのバリを取り、白に塗装した。 まずお気に入りの Halfords の白色プライマーで塗り、次に Appliance Glass White を塗った。 |
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エッチングの救命ボートカバーも、同様に塗装した。
次の手順は、カバーに折り目を付けることである。
写真では余りはっきりしないが、上に見えるカバーは平らで、下の奴は曲げてある。
これをするには、まずカバーを 2 枚の木製部品の間に挟む。
私は合板の廃材を使ったが、真っ直ぐな縁を持っていてカバーにダメージを与えないようなものなら何でもよい。
カバーの中心線を板の縁に合わせる。
もう一枚板を用意し、はみ出しているカバーの部分を優しく押して曲げてやる。
曲げる度合いは、足りないよりはちょっと曲げすぎた方がよいようだ。
というのは、あとから曲げを深くするよりは平らに戻す方が楽だからである。
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次は、9 ピンだ。2 本のピンを用意し、脚を 90 度に曲げる。
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脚を穴に通し、瞬間接着剤で固定する。
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完成したカバーの外観。この後、救命ボートに接着し、ちょっと塗装を追加せねばならない。引き続きこの頁をチェックして頂きたい。
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今週のポイント
忍耐は美徳です。・・・特にモデルを作る場合。(Yes, I can get philosophical at times !!) 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
アシェットから最初のエッチング部品のお目見え おっとっと、船名部品を取り外す前にスキャンするのを忘れちまった奴はだーれだ? |
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そして作業は・・・
ドアの幾つかは、第 2 層外板に被さるように固定する必要がある。 私が見いだした最も簡単な方法は、第 2 層外板の余りのベニア板片を、ドアがまだ枠についているうちに接着してしまうことである。 これで扱いがしやすくなり、接着した木片は、鋭いナイフを使えば簡単に切除できる。 |
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船名には時間がかかるが、うまくいった。
錨鎖が通る孔も同様である。
この孔あけには、Dremel タイプの模型用ドリルを使うのが楽である。
水平位置から外れないようによく見ておこない、錨が孔にうまく収まるような急角度を付けること。
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この写真は、すべての部品をセットしたところである。
部品を目的の場所に接着するときは、マッチ棒の端に少量のブルータック(訳者注:英国でよく使う粘着性の粘土)をつけて、これで取り扱うと良い。
非常に取り扱いやすくなるが、ブルータックに瞬間接着剤が触れないように注意すること。
接着力を強めるために、ペンキを紙ヤスリで削り取ったのに気づかれたと思う。 光沢塗装面には、接着剤がうまくきかない。瞬間接着剤でも駄目である。 |
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今週のポイント
エッチング板を扱うとき、縁を持ち、できるだけ部品自身に触れるのを避けること。 指からの脂は、部品を錆びさせる。 必要な部品だけ枠から切り離すこと。 目的の場所に接着するために使えるのは瞬間接着剤だけである。 まず、細かい目の紙ヤスリで接着面を粗くしてやると、より接着力が強くなる。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
更にエッチング部品 |
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そして作業は・・・
手順は、第 64 週と全く同じ。 しかし、わたしは部品を目的の場所に接着する前にプライマー処理をすることにした。 先週の部品に関しては、主船体部分に固定したので、大した問題ではなかったが、今週の部品に関しては、上部の窓の部分に入り込むので、スプレーすることができない。 エッチング部品についてはまずプライマー処理したほうがよいとおもわれるが、この辺りの船体部分にはプライマーは必要ないと判断した。 木に対しては、ペンキはよくなじむのであるから。 |
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今週のポイント
先週届いたすばらしい大きな設計図と注意深くつきあわせて、部品の行くべき位置をチェックしよう。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
さらに真鍮製エッチング部品 |
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そして作業は・・・
これは、更にドアーを付けた写真である。 |
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これは、船尾ハッチを固定し終わったところである。
すべて簡明な作業である。接着には瞬間接着剤を使った。
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これは、船首ハッチを接着したところである。
第 65 週で届いた部品番号 200 を含めて、すべての真鍮部品を接着した。デッキに固定する前、白色塗装した。
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これらはクレーン台座である。これも簡明な作業だが、ちょっと時間を食う。
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
最初の手すりを含めた、真鍮エッチング部品の追加 |
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そして作業は・・・
今週は余り作業をしなかった。まだ手すりは固定しないことにしている。 船体の黒塗装は再塗装の必要が出てきており、これは、微細構造をマスクする必要が出てくることを意味する。 手すりは非常に壊れやすそうなので、模型をマスキングするときに壊してしまう危険を冒したくないのである。 手すりの固定の時期になったら、またこの HP に戻ってこようと思う。 私は、4 枚のパネルを固定した。これには瞬間接着剤を使った。 固定する場所のブルワークは、平らにする必要があった。 ちょっと曲がった部分があって、あまりうまく収まらなかったので。 |
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巻き上げ機の頭には少量の瞬間接着剤を使った。
接着力を強めるために塗装表面を細かい目のウェット&ドライでちょっと擦って粗くした。
写真で、錨鎖(後にもっと届く)の固定を開始したのがお分かりと思う。
部品番号 204 と 205 は、必要になった時に組み立てようと思う。
何しろ小さすぎて、なくしやすいので。
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さて、今私は現実には 80 週の時点におり、手すりを付ける準備ができている。
最初の奴をここに示す。前もって、83 週の「今週のポイント」で手すりをいかに準備するかをお読み頂きたい。
デッキの縁からペンキやニスを掻き落とし、同時に、模型に接着する手すりの接着部分からもペンキを掻き落とす。
手すり接着の順番は、良い仕上がりのためにはかなり重要である。
これには、難しい方式や素早い方式などなく、一般的に、まず変更のきかない部分を最初にし、動かせたり切り取ったりできる手すりを最後まで残すことである。
ここに示す手すりについての私の順番はつぎのとおりである。
一番前方の手すりが最初。これは良くできていて簡単。次は、曲げる必要のある 2 つの手すり。
堅く鋭い縁を使って、きれいな折り目をつけ、長い縁をデッキの縁に接着する。
これらの手すりは、それぞれ前方手すり、あるいはデッキの船尾端に向かって突き出させ、曲げた部分を接着しようとしないこと。
(訳者注:原文は "But them up" とあったが、"Butt them up" として訳した。)
次に、灰色のデッキに向かう手すりの位置決めをする。
船を横切る手すり(船壁に沿って走る奴ではなく、横切って走る手すり)は、ちょっと曲げてやる必要が出るかもしれない。
これは接着後、船を横切る手すりに力を加えて、すべての端を合わせるのである。
最後に、ピン先に瞬間接着剤を 1 滴垂らし、手すり同士の端がふれあう部分に流し込む。
これをもう一方の側で繰り返すが、船を横切る手すりの線が揃うのを確認すること。
船の横方向から眺めてみて、手すりが一直線上にあることを確かめればよい。
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この写真は、完成した手すりの別の角度からのものである。実際は見かけより易しい。
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今週のポイント
前もって計画を立てるようにせよ。慎重な計画により、余分な作業(修理)を省くことができる。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
ウインチの基台だが、次週まで持ち越し。 |
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そして作業は・・・
今週は小型はしごの幾つかを固定。 最初の作業は塗装である。枠からはずす前に塗装してしまうととても簡単である。 他の部品で塗装したくないものがあれば、マスキングしてしまえばよい。 片面だけにスプレーすること。裏側は塗装しないままに残しておけば接着性がよい。 |
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この写真は、ブリッジのはしごである。長さに合わせて、鋭いナイフを当て、堅い表面に押しつけて端を切り取る。
ぴったりの長さとなったら、瞬間接着剤で目的の場所に接着する。これには、また例の「ブルータックとマッチ棒」のテクニックを使った。
説明は第 64 週を参照のこと。はしごの中央を保持し、接着剤は、はしごの両端にのみ付けること。
こうして接着剤とブルータックが触れ合わないようにすることが重要である。
瞬間接着剤はブルータックに驚くほどよくつくのである。
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この写真は、他の 2 つのはしごである。写真中、向かって近い方の奴は、そのてっぺんがデッキハウスの上端よりちょっと低いのが見て取れよう。
これは、あとでデッキハウスの上端に固定される手すりの分を見込んでのことである。
約 1mm の幅で十分である。
私はまだクレーン台座を作っていないので、そこに固定すべきはしごも固定していないのに注意されたい。 私は、まだエッチング部品のデザイン中なのだ。 |
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今週のポイント
この小さな奴らは、とても時間を食うが、時間さえ掛ければ難しすぎると言うほどではない。 良いテクニックが必要。できる限りそれをお伝えしたい。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
第 2 のウインチと錨鎖 |
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そして作業は・・・
まず、ウインチ基台のバリを細いヤスリで除く。 また、ウインチドラムが接着される場所にもヤスリがけして、表面を粗くしておく必要がある。 次に、ウインチドラムの底をウェット&ドライで擦って粗くしておく。 これでより強い接着力が期待できる。 他の鋳物部品についても、底部をヤスリがけあるいはウェット&ドライで平らにし、デッキ上に水平に乗ることを確かめる必要があろう。 さて次に、すべてのドラムをウインチ基台の上に接着する必要がある。 これはかなり時間を食う仕事であり、ドラムは転がっていってしまう性質がある。 余分の部品は届けられていないので、落としたら必ず見つけて拾っておくように。 瞬間接着剤を使用するが、ほんの少しだけ使い、すべてのドラムがそれぞれ一直線上に並ぶように注意深く行うこと。
塗装:
まず、シンナーか弱い洗剤でグリース分を除く。 私はセルロースシンナーを使っているが、いやなにおいがするし、こぼすとペンキやニスを塗った部分や家具などにダメージを与えるので気を付けること。 言い換えれば、有効だが危険なものだということである。自己責任で使ってほしい。 ウインチを落ち着かせるには、裏返しマスキングテープテクニックを使い、まず車用スプレープライマーでプライミングし、最後に黒で塗装する。 塗装が完全に乾いたら、瞬間接着剤で目的の場所に接着する。 この写真は、前方のウインチを示す。2 つの赤い楕円は、あとで付けるウインチの位置を示している。 船首楼の後部を横切って手すりを付けることになるので、ウインチを固定する前にこれを固定する方が楽であろうと考えたのである。 ぶつけるとすぐにドラムが外れるので、ウインチの取り扱いは非常に丁寧に行うこと。 |
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この写真は、別の 2 つのウインチである。ベンチがこれに近すぎたので、注意深く外して再固定する必要があった。
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この写真は、錨鎖を取りつけたところである。
まず巻き上げ機の端に鎖を接着するところから始める。
私は、錨鎖管の端をどうしようかと悩んだが、鎖の端の処置で結局一番いい方法は、1.5mm のドリルで孔をあけ、その中に鎖の端を落とし込むことだと判断した。
錨鎖管についてはちょっと黒で塗装修正する必要があったが、錨鎖をこれに沿う状態で糊付けし、端を孔に落とし込んだ。2 つの小さな覆いの固定は楽であった。
ウインチと同時に塗装した。
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この写真は、錨鎖の別角度からのものである。
黒塗装に修正すべき小さな傷が見える。
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
救命ボート吊り柱の組立開始 |
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そして作業は・・・
これら部品は単に切り出したのち曲げて整形する。曲げるには、先にギザギザのついていないヤットコを使った。 |
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・・・そして、これはクレーン基台のもう一組。
はしごに関しては、何か他に白く塗装するものが出てくるまで待つとしよう。 さて、この時点で、はしごの作業を完了した。 まず、枠についたままの状態で白をスプレーしてから切り出し、瞬間接着剤で適当な場所に固定した。 かなり小さいので、扱いはちょっとやっかいである。 私はピンセットを試してみたが、ぱちんと飛ばしてしまうと絨毯の怪獣に呑み込まれやすい。 色々試したあげく浮かんだ案は、私の信頼できる針を、ピンバイスまたは適当な模型用ナイフホルダーに固定したものを使うというものである。 まず針先を一番上の段の下に通してはしごをぶら下げる。 次に、はしごの裏側に瞬間接着剤を1滴垂らす。 針先をはしごの最上段が来るべき所に当て、針を伝ってはしごが滑り落ちるに任せる。 もう一本の針の先か模型用ナイフの先で素早く突けば、正しい位置にはしごが固定される。 瞬間接着剤の表面張力で、垂れることはない。 |
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クレーン台座上に固定したはしごの写真を幾つか示す。
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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