今週のパーツ

第 2 層外板張りを完成させるための最後の部品

そして作業は・・・

これらのパーツは説明書に従って接着する。 船首のパーツの位置が揃うように注意すること、錨鎖孔パイプ（いかり用鎖の孔）の両方が、船首から等距離にあることを確認すること。
船尾のパーツを合わせるのは、ちょっとコツがいるが、瞬間接着剤をつかってうまくいく。 きれいに仕上げるには、ちょっと充填材と紙ヤスリがけが必要だろう。
木片に関しては、簡単な作業。説明書通りにすればよい。

さて、非常に時間のかかる充填と紙ヤスリがけをするときがきた。 紙ヤスリがけ自体は、ごく簡単な操作である。目の細かい紙ヤスリを使い、接合部や、粗い部品をなめらかにすればよい。 その後、好みの充填材で接合部間の隙間を埋める。充填材は少なめに。
接合部で外板の幅が少し違っていたり、完全な一致が見られない場所があった場合の、ちょっとした秘訣をお教えしよう。 第 2 層の外板の余り（もちろん捨てずにとってあるでしょうねぇ？）を使う。 切るかヤスリがけするかして、端を真っ直ぐにし、ろうそくをこすりつける。 これで、充填材がくっつかない面を持つ木片が得られたわけだ。 これをうまく合っていない接合部分に沿わせ、できた間隙に充填材を満たす。 注意深く木片を取り去ると、隙間がきれいに埋まっているので、あとは紙ヤスリで軽く擦ってやればよい。 私が見たところ、船首部の部品は外板より狭く、ちょっとお化粧が必要であった。 これはかなり時間がかかるが、努力に見合うものである。

この写真は、船首部外板の「使用前・使用後」である。

・・・そしてこれが船尾部分。
もし、舷窓で線から外れてしまったものがあれば、充填して再度ドリルがけすることもできる。

今週のポイント
異なる種類の板について、端切れは必ずとっておくことを忘れないように。 手に入れようとすると、なかなかないものだ。

今週のパーツ

C デッキキャビンの窓開始

そして作業は・・・

ここに示すのは、板の上にパーツを組み立てたものである。 耐油性紙（あなたの奥さん／ママが見てないすきに台所に侵入すること）を使うと、きわめて簡単に板から剥がれる。 少しは木面に紙がひっついて残るかもしれない。これは細かい紙やすりで落とせばよい。 この部品は、まくれあがりやすいので、平らに保つために重しを載せた。炒り豆の缶詰が理想的な重さだ。

この写真は、組み立てた部品を模型に糊付けしたところである。 わたしは、よく効く瞬間接着剤を使った。ちょっとした隙間があいたところは充填材が必要となるが、しばらく待っても良い。 この写真では見えないが、私は隔壁の内側を白で塗装した。私が塗ったのは、デッキ上で外から見える端の部分だけである。 というのも隔壁を固定してしまう前にする方が、かなり楽に塗装できるからである。 また、フレッドのエッチングパーツを初めて使用したのがおわかりだろうか。 すべてのカードパーツを、これから順次エッチングパーツで置き換えていくつもりだ。 Detailing のページを参照のこと。

また、パーツ L1 と M1 を取り付けた。これは、船首と船尾部分では外板第 2 層から出っ張っているし、デッキ上にも少しつきだしており、船首側にもそうである。 接着剤が乾いたらデッキや船首に対して、平らになるまで紙ヤスリを掛ける。

今週の残る仕事は舷窓のドリルがけと、パーツ L1 と M1 の曲線部分を作ることである。これは、次週に掲載する。

今週のポイント
フレームやキャビンの隔壁の直角を出すとき、間に合わせには合板の廃材の角が使える。

今週のパーツ

C デッキの隔壁がつづく

そして作業は・・・

概略としては先週と同様。ここに示した写真は、隔壁を合わせ、紙のテンプレートを取り付けたところ。

今週のポイント
ごめんよ～。今週は無いんだ。

今週のパーツ

舷窓用のハトメ第 1 弾

そして作業は・・・

ううむ・・・絶句。このハトメときたら、ひどいものだ。 雑誌のバックナンバーを見通してみれば分かるように、舷窓は、船体に対して、平ら、或いはむしろちょっと引っ込み気味であることが見て取れるであろう。 確かなのは、絶対出っ張っていないということである。私は、ドリルで開けた孔に紙ヤスリ掛けして、きれいに仕上げたところである。 こんなハトメを使うことを推奨することがあるとすれば、あなたの開けた孔の縁が汚くて、仕上げが必要なときだけだろう。 しかし、新しいドリルの刃が配達されたのだから、開けた孔は良好できれいなはずだ。 とにかく、これを穴にはめるかどうかはあなたの選択に任されている。 もし使うのであれば、瞬間接着剤を、ピンの先を使って（瓶から直接でなく）ほんの少量をつけて差し込むこと。 そうしないと、えらく汚くなってしまう。
私が今週したことといえば、船首部分、船尾部分、及び C デッキの隔壁にドリルで穴あけしたことである。 今回は写真はないが、あとですぐ掲載する予定である。
私はまた、船首と船尾の隔壁パーツ L1/2 と M1/2 に紙ヤスリ掛けした。これも、写真はあとのおたのしみ。

今週のポイント
船首と船尾の隔壁の曲線部分をヤスリ掛けするとき、適当な太さの鉛筆を手に入れ、周りに紙ヤスリを巻き付ける。 丸いものなら何でもよいー細い木工用合わせ釘の切れ端や、絵筆の柄など。こうすることで、なめらかな曲線を作ることができる。

今週のパーツ

もっとハトメがきた・・・

そして作業は・・・

無し。先週の記事を見てくれ。

今週のポイント
皆さんがこのハトメを使うとすると、拾い上げて穴に差し込むとき、カクテルの攪拌棒を使ったらどうか。 指でやるより遙かに楽である。
これは、ヤフーグループのマーチン・スミスからの投稿。有り難うマーチン。

今週のパーツ

またまたハトメ

そして作業は・・・

無し。34 週の記事を見てくれ。

今週のポイント
このハトメは靴直しにいいかも知れない。・・・

今週のパーツ

まだまだハトメ

そして作業は・・・

こんなハトメではする事はないが、他の仕事はすこしあった。 甲板排水溝をドリルであけることである。
まず説明書通りに印をつけ 1.5mm の穴を二つ、ほとんどくっつき合うほどにあける。 ドリルの刃を横に動かして 2 つの穴をつなげ、最後に紙ヤスリで仕上げる。 写真は、船壁の内面と外面の両方を示す。甲板排水溝の一つに、上側に飛び出した傷があるのに気付かれたと思う。 どうしてこうなったかはよく分からないが、充填材をちょっと使えば、問題は解決する。

今週のポイント
ピーダー・マックファレンは、私のゲストブックにメッセージを投稿し、私のハトメに対する意見には不賛成であり、気に入っているのだという。 模型製作は非常に個人的な趣味であり、ある人が好きなものをある人が嫌うというのはよくあり、誰が間違っているわけでもない。 自分自身の模型が気に入るかどうか、これが本当に重要なことである。 もし、私が皆にこのハトメを使わないように宣伝しているととられたとすれば、これはお詫びする。 私の意図するところは、私は気に入らないので使わない、ということだけである。

今週のパーツ

舵と船首を仕上げるための部品と、白い金属鋳物部品

そして作業は・・・

ここに示すのは、舵の穴である。これには、かなりコツがいる。というのは、舵の保持部に非常に近いからである。 直径 3mm の刃を使ってできるだけ近くに穴をあけ、適当な大きさと位置まで、丸い削り具で仕上げる。 写真では、穴のちょっと船尾よりのベニア部分に、数ヶ所傷が見えると思うが、これは、削り具が滑ったあとである。 充填材で直らないものなどない。

透けて見えることもない。
船首の鋳物部品を合わせるのは、ちょっとコツがいる。これは最初、大きすぎて使えないんじゃないかと思ったが、実際はそれほどでもなかった。 写真に示すように第 2 層外板を切除すればかなりうまくフィットする。内部には少しヤスリ掛けする必要がある。 最後に、外側にもヤスリをかけて、うまいフィットときれいな表面を達成する。

今週のポイント
今週はピートからのもの。

ハシェットからのボール紙製キャビン壁を使うのであれば、型から切り出す前に透明な粘着プラスチックシートでカバーすると、工作中汚れたり退色したりする事がない。 そう、私は、BluePeter（訳者注：商品名？番組名？）を見た。

今週のパーツ

船体の塗装とデッキハウスの開始

そして作業は・・・

説明書の最初の部分は船体塗装である。後の工程を参照。
まず、部品 S11 には誤りがあるようだ。点線は部品の中央にあるべきである。 わたしのものは、少しずれている。大した問題ではなく、チェックして必要なら引き直せばよい。 他の部品は全部ＯＫ。
次に、デッキに中心線を引く。まず S11 を正しい位置に置き、マスキングテープで留める。 次に、船尾側の端の、デッキの中心に印を付ける。 長く真っ直ぐな縁を持つものを入手し（私は、ラミネートしたフローリング材のあまり切れを使った。木片を使うときは注意。木は完全に真っ直ぐでないことがよくある。）、 S11 からはじめて、デッキの端から約 10cm 手前の点まで鉛筆で印を付ける。
各部品を説明書通りに当てはめていく。大した問題はないが、ちょっと面倒な部分もある。全部木工用ボンドでつけるが、一つ例外がある。 前後部隔壁 83 と 86 をまず正しい場所に接着したあと、側壁 84 と 85 を位置あわせし、その内側の縁に瞬間接着剤を垂らす。 毛管現象が働いて、接着剤が入り込む。この方法を使うと、最初に位置決めしておいたあとに接着剤を適用することが可能となる。

17 号で作っておいた小さなキャビンも、ここで位置あわせする。どうしてこんな時期まで放っておかれたのか、全く意味不明ではあるが。
カード部品 S11 を正しい位置に置いた今は、デッキの端を仕上げて、正しい幅に整えるよい機会である。 カードの端は、デッキの端がそうあるべき位置である。 模型をひっくり返してみれば・・・そう、底の方から作業するわけだが、デッキの出っ張りは模型の全長にわたって一定の幅で、左右対称になっている必要がある。 だが、デッキの端は真っ直ぐになっていることを確かめること。デッキ直下の隔壁が少し曖昧な場合、このミスをデッキの縁に反映させたくないはずだ。

塗装：

私は模型の塗装を開始した。 これまでこの船のオリジナルの色がどのようなものだったかを解明しようと空しい努力を続けてきたが、とうとう断念し、Halford に行って棚を見回し、適当に見えるスプレーを見つけてきた。 Fiat Red Orangeがそれである。
少々明るすぎるかも知れないが、自分の選択には満足している。
非常に目の細かい wet & dry の dry の側を使って船体をこすり、デッキと船体上の白色部品にマスキングを施した。 次に船体を薄いプライマーでコートし不具合部分を浮き上がらせた。2～3 箇所不具合が見つかった。 一部は補修したが、そのほかは、作業に値しない程度の小さいものだった。 私は、今年中に船体塗装を終えたいのだ！
その後、船体をプライマーで本格的にコートした。Fiat Red Orange に推奨されている赤色のプライマーを用いた。

細かい wet & dry（約 1000 番）で軽くこすり、光沢赤をスプレーした。 まず軽くコートして 24 時間乾かし 1,200 番の wet & dry の wet 側で磨いた。 最後に、缶の説明書きに従って 2 回に分けてコートした。 上側と下側の両方からスプレーする必要があることに注意されたい。 さもないと第 2 層の外板の上端に塗り残しが出てしまう。
ここではまだ船体の喫水線をマークしておらず、上部のマスキングテープ手前で途切れるように赤色をスプレーしている。

黒色をスプレーするために喫水線をマスクするには 1 週間乾かすつもりだ。

スプレーを行うのに適当な天候になるまで実際は 1 週間以上かかってしまったが、やっとそのときが来た。
芯の高さが 50mm になるようにした適当な大きさの木のブロックを用意し、その上に鉛筆をテープどめしたものを使って、喫水線をマークした。 そして、マスキングテープを使って船体の底を完全に覆い、最後に黒をスプレーした。 左の写真は、マスキングテープをすべて取り去った所を示している。 テープを外し、汚い黒と赤の物体が美しく仕上げられた船体に変化するのを眺めるのは非常に楽しい瞬間である。 あなたもここまでたどり着いたとすれば、模型製作の真に困難な部分を成し遂げたということである。 残りの作業はより簡明なのものになる。

今週のポイント

スプレー塗装に関するヒント：

デッキハウスを組み立てる時、置き場所を間違えたり、反対向きにしてしまいやすい。 時間を掛けて、すべての部品を写真とつきあわせてみること。

今週のパーツ

デッキハウスの続き

そして作業は・・・

これは、数週にわたる仕事の最初の部分である。 すべて簡明で、気をつけるべき事は、すべて真っ直ぐに中心を合わせることである。

残りの仕事は、私がカードパーツの代わりに使っているエッチングパーツの用意と調整であった。 エッチングの用意と使用の詳細については、Detailing のページを参照あれ。 最終的にその場に接着するのは、簡明である。

最終的な結果については、とても満足している。

今週のポイント

アンソニー・デュカンより。

（訳者注：文法無視の英語なので、うまく訳せないが、舷窓内部を黄色に塗れば電気がついているような効果が出せると言っているらしい。）

For those of you fitting the eyelets think about the inside ? get yourself a Spray Tin of white paint get hold of small straw there's plenty around spray the inside area with white and then for the finally a Spray Tin Illuminous Yellow sprayed inside will give the appearance of lights being on. Next the eyelets need to be treated with a colour like black with slight dash of white. Remember the Hull is going to be painted black and you don't your workmanship going to pot.