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今週のパーツ
A デッキのデッキ材もう一つ、型紙、ボートデッキの隔壁 |
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そして作業は・・・
どうやってデッキを合わせるかについての詳細は、先週を参照されたい。 次に私は、中心線をマークしたが、全長に渡る先の方までは必要ない。 その辺り中心線は目で見て分かるからである。 すべては簡明だが、中心線に対して、直角を出し、真っ直ぐであることに留意すること。 |
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今週のポイント
すべてについて、ちゃんと直角が出ているか時間を割くこと。 物差しと定規を使うこと。合板の枠の角は、直角を出すのに便利である。
来週は?
説明文 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
隔壁とカード部品 |
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そして作業は・・・
これらの木製部品を合わせるのはちょっとコツがいるが、時間をかけ、直角の道具を利用すればうまくいく。 カードの型紙は完全に正確とはいえず、船尾側の縁を僅かに切り取る必要があった。 ただし、ほんの僅かですぞ。もし既に 47 号を入手していたら、そこで配布されるデッキハウスの屋根が参考になる。 それは、隔壁の周囲にわたって、すべて同じ幅にはみ出すようになるはずである。 |
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写真でお分かりのように、私はカード部品ではなくエッチング部品を使っている。
少数例では少し長すぎて削る必要があった。これは簡単な作業である。端にヤスリを掛ければよい。
エッチング部品を調整するのには 5 時間かかった。個々のエッチング部品が出合う縁の部分には、細い絵筆で少々塗装修正が必要となろう。
塗装にスプレー缶を使っているなら、まず塗料を少しだけ蓋に吹き出してそれを使えばよい。
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
1 等客船ラウンジの屋根とカード部品 |
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そして作業は・・・
まず、デッキの 2 部品を接合した。 木工用ボンドを両面に薄く、ほとんど痕跡ほど使用して貼り合わせ、本を積み重ねた下に敷いて一晩おいたが、乾いた後は、すてきに平らなデッキができた。 次にこれをデッキ上の正しい位置に瞬間接着剤で固定した。 この部品を押しつけている間に素早く接着が完了してほしかったので瞬間接着剤を使用したのである。 デッキ面は僅かに上反りを持っているので、押しつけるために本などの重しを使うわけにはいかない。 瞬間接着剤は完璧に働くが、接着する前に正しい位置かどうか確かめておく必要がある。 |
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次に私は、試しに木製の隔壁を合わせ、それに付けるエッチング部品のサイズをチェックした。
すると、デッキの船尾部にあるギャップが広すぎることが分かったので、デッキの廃材から 1 本の「板張り」の幅に相当する木片を 4 本切り出した。
これを適当な位置に木工用ボンドで丁寧に接着した。これは写真でははっきり見えないので、赤の矢印でマークしておいた。
私の場合、残りの部品は OK だったが、皆さんは自分の分をチェックしておかれた方がよい。 部品 S18 を、私は使わなかった。これは、サイズが違っているしエッチングの使用には大して役立たない。 カード部品を使っている方々には少しは利用価値があろうが、これに合わせるべきカード部品のサイズチェックが必要となろう。 今週の部品に対応する残りのエッチング部品は、後で調整することになろう。 |
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
更に隔壁とカード部品 |
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そして作業は・・・
最初の作業は、カードテンプレートを正しい位置にテープ止めして、隣接するキャビンを組み立てることである。 すべて簡明だが、エッチング部品またはカード部品のサイズと隔壁の長さが合うかどうかチェックすること。 私の場合、隔壁 122 と 123 を少々短くする必要があった。 |
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このキャビンに付けるエッチングは、デッキヘッド(ふつうの言葉で言えば、屋根)の縁を覆うことになるので、第 46 週で配られるデッキヘッドを合わせるのを先に行うことにした。
こうすると、少々短いことが判明することになるのだが、後で説明するように、大した問題にはならない。
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次は、エッチング部品の作業で、先週分と今週分の両方である。
1 等ラウンジ上部に対応する細い奴は、かなりやっかいである。
これを曲げた部分の隙間を埋めるため、瞬間接着剤ゲルを使った。
それは、この部品が非常に小さくて扱いが難しいので、ハンダより楽だと思ったからである。
作業を終えてみた感想では、こっちの方が簡単だとは言い難いものがある。
瞬間接着剤ゲルに利点があるとすれば、ハンダより除くのが楽であることと、ハンダのように傍の窓枠部分に流れ込んでいくようなことがない、という点だけである。
これほど強く付き、かつ適用が難しいものは他にないであろう。
次のエッチング部品は、ハンダ法に戻ろうかと思う。
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この写真は、デッキハウスと、最後の 3 つの隔壁を置いたところにエッチング部品を合わせたものである。
ここでも側壁と天窓について、カード部品あるいはエッチング部品を持っているならばそのサイズをチェックすること。
私の模型の場合すべての部品が少しずつ長すぎた。
写真中の赤い点線は、デッキヘッドが小さすぎるために生じた隙間を示している。 幸運なことに、このデッキヘッドは明るい灰色に塗ることになるため、隙間には充填材を使い、上から塗装することができる。 デッキハウスの角でエッチング部品が出合う場所において、接合部が目立っているが、ここにはちょこっと白ペンキを塗って、隠してしまおうと思う。 |
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今週のポイント
デッキの中心を決めたいのだが、物差しがないときは、デッキ幅よりちょっと長めの紙片を使い、その上に注意深くデッキの両端の位置をマークする。 正確にデッキ幅に合わせてカットし、半分に折って、中心に折り目を付ける。 平らにのばし、再びデッキ上に載せる。 すべての操作を正確に行えば、折り目は正しい中心を指している。 この方法は、物差しを使うよりも正確かもしれない。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
デッキ作成と屋根 |
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そして作業は・・・
2 層のデッキ材の貼り合わせと調整は、第 44 週と同様に行った。 次に、デッキハウスの隔壁を合わせてみた。 これらは正しいサイズであったが、皆さんも自分の部品がデッキヘッド(ふつうの言葉で屋根のこと)やボール紙製装飾部品に合うかどうかチェックされたい。 種々のデッキヘッドやハッチ部品を、一度仮組みして見たところである。 これらは灰色に塗装する必要があるが、いずれやってくる他のデッキヘッドを塗装する準備ができたら、一緒に塗装するつもりだ。 また、この写真で最も先端のデッキヘッドを合わせる前に、換気口(第 48 週に配布)を合わせたいと思っている。 中央の黒い四角形に注意されたい。 これは天窓の一つが来る場所なのだが、四角いカードを黒のサインペンで塗りつぶしたものを置いてある。 エッチング部品の細い真鍮製の天窓が映えるように、黒い背景としたものである。 今週分のエッチング部品の調整に関しても、後回しとした。更に塗装の必要もある。 |
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今週のポイント
載せたり接合したりして合わせる部品同士のサイズチェックは常に行おう。 たとえば、隔壁同士、隔壁とデッキの床、など。 固定後より、固定前に修正する方が遙かに楽である。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
更にデッキ/屋根 |
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そして作業は・・・
換気口となる部品の付いた二つの灰色のデッキヘッドは、まだその場に接着していない。換気口と同時に固定しようと思う。 |
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ここでは、次の一連のエッチングパーツに塗装し、ハッチ側とデッキハウスの端に合わせ終えた所を示している。
灰色のペンキは Humbrol 社サテン調中程度灰色で、エアブラシを使ってスプレーした。 エッチング部品については、すべて簡明であった。コツがいる部品としては、最船尾側デッキハウスの屋根である。 前面のエッチングは側面と背面ほどの高さがないばかりか、すべてが木の隔壁より高かった。 そこで私は、木の隔壁の上にカードの切れ端を積み上げ、前面のエッチングと同じ高さになるようにした。 次に、他の 3 つのエッチングパーツに丁寧にヤスリがけして、カード面に対して平らになるようにした。 最後に、その上に屋根を瞬間接着剤で固定した。 |
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今週のポイント
デッキ材の木目は、塗装前、非常に目の細かい木目充填材で埋めておくこと。 さもないと、木目が浮き上がって見えてしまう。 (訳者注:当然だが、デッキヘッドに使う合板のことである。デッキ自体はわざわざ木目を作っているのだから。) 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
換気口用の部品 |
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そして作業は・・・
換気口は部品を糊付けして組立て、白く塗装した。 また、エッチングのグリルを白で塗り、換気口の一面を黒くし(コントラストのため)、その上にグリルを接着した。 一部の換気口は狭すぎたので、廃材の細片を使ってちょっと広くしてやった。 |
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この写真は、船尾のデッキハウスを組み立てたものである。
いまは単にその場に載せているだけであるのがお分かりと思う。
まだエッチング部品を塗装して仕上げる仕事が残っており、全部を一度に接着するつもりだ。
真鍮の部品は、塗装前に換気口に接着してある。
注意:
上の写真のデッキハウスは反対向きである。換気口は船尾を向いている必要がある!! |
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この写真は、正しい向きに置いた船尾デッキハウスである。
隔壁は固定したが、屋根と、その上の小さな部屋はまだ塗装も固定もしていない。
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これは、大型天窓の側部部品を示す。これも、その場に置いているだけで、換気口を固定するときまでデッキへの接着を控えている。
換気口用の切れ込みは深すぎるので、デッキの廃材を使って底上げしているのが、写真から分かると思う。
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この写真では、上に部品を接着する前に塗装を剥がしているところを示す。
ここには、手製の剥し道具も写っている。
(訳者注:原文は "You can also see me improvised scriber in the photo" だが、"You can also see my improvised scraper in the photo" のつもりだと思う。) この道具は単に、ナイフの柄に針を固定しただけのものである。 これは、丸い部品に印を付けて、どこを剥がすべきか、糊を付けるべき場所はどこか、などを示すのにも非常に便利である。 |
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これは、完成した船尾デッキハウスである。
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今週のポイント
換気口は小さいため、塗装にはかなりのコツを要する。 底に小さな孔をあけ、非常に小さなねじを差し込んで持ち手とすれば、扱いが楽になる。 ドリル孔は深すぎないこと。手でねじ込める程度でよい。 ドリルが突き抜けたり、割ってしまったりする危険を冒したくはないであろう。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
天窓のグリルとハッチが幾つか |
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そして作業は・・・
換気口を塗装したら、グリルを塗装し、貼り合わせる。 グリルのエッチングは幾つかの換気口には少々長すぎて、ヤスリで縮める必要があった。模型への接着は、簡明である。 |
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ここで、大型天窓の船尾側デッキヘッドは既に接着してある。
デッキヘッドと換気口の間には少々隙間があったので、私のお気に入りの充填材で埋めておいた。
あとは軽く紙ヤスリをかけ、ペンキをちょこっと付けてやればよい。これは実際やってみると、思ったより簡単であった。
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この写真は、ハッチカバーをあるべき場所に置き、これから塗装するところを示している。
小型の天窓とグリルも接着しているのが見えると思う。このグリルはフレッドのエッチングセットに含まれているもので、
面倒な組立作業を回避できるばかりでなく、見た目も良い。
今週配布された部品でいかにしてグリルを組み立てるのかを期待していた皆さんには申し訳ないが、私には必要なかったわけである。
めんどくさそうな作業だが、簡明に思える。ポイントは作る前に実際の模型に当てはまるかどうかのサイズチェックをすることぐらいであろうか。
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この写真は、前方のハッチ部品を組み合わせて接着し、紙ヤスリがけしたものである。
ここには後でもっと部品が来るので、まだ塗装はしないでおく。
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これは、完成した天窓の写真である。
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今週のポイント
特になし。 今週の製作時間は?
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今週のパーツ
煙突開始 |
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そして作業は・・・
ここで、注意すべき点が 3 つある。 まず、2 つの煙突は,少々であるが高さが違うので、1、2、と正しく記しておく。 第 2 に、おのおのの煙突に対する枠のうち一つが、他の 2 つより少し長いことである。 これは、長軸に対して完全な直角ではなく、少し角度の付いた平面をなすように取りつけることになる。 第 3 に、私の受け取った部品にあった溝は広すぎた。 大した問題ではないが、各フレームの同じ側に切れ込みが来ることを確かめ、枠が直角をなしてすべての溝が一直線上に揃うのを確認することである。 今週は難しいことは全くない。 |
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今週のポイント
煙突は似ているが全く同じではない。長さを慎重に測り、見えるところに番号を振っておくこと。 煙突の底に紙ヤスリがけするときには注意すること。混同する前に、番号を付け直すこと。 今週の製作時間は?
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