アラン氏は、電飾に光ファイバーやLEDを使用しています。彼が多くの説明を書いていますのでここで紹介(コピペですが)しましょう。
[免責事項]
この記事を読んで電飾を行った結果に対していかなる責任も負うことはできません。注意してください。
作業は、完全に自己責任において行ってください。
[はじめに]
光ファイバーや日亜化学の白色 LED を使用して、1/250 スケールのタイタニック船体の 98% 程度の部分に対して明かりを灯すことが可能です。
電飾を行うにあたっては下記のものを用意してください。
- 2mm, 3mm ,4mm, および 5mm の長い穴あけ用ドリルの刃
- 直径 1mm 程度の裸単線(錫メッキ線)
- ハンダごてとハンダ
[注意事項]
Aデッキ上にある建物の壁面は、全て組み立てて接着されているのが理想的です。
デッキの床面に最初は小さなドリルで穴を空け、その後 1mm ずつ徐々に穴を大きくしていきますが、この時に割れやすいからです。
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[ステップ1]
LED を点灯させる為に必要な電源として DC12V を供給する為に、+側と-側の合計 2 本の電線を設置します。
(以後この平行に張られた 2 本一組の電線を基線と呼ぶことにします。)
基線にはAデッキ上の建物壁面の境界から境界までの長さ(内寸法分の長さ)の 2 本の錫メッキ裸単線を使用します。
仕切には写真のように 2mm の穴を2つ空けます。2 本の基線はこの穴を通します。
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[ステップ2]
Aデッキから貫通する穴を長いドリルで開けます。
写真のように、ブリッジのすぐ下を貫通して船体のCデッキの下あたりまで斜めの穴を開け、配線する必要があります。
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[ステップ3]
写真のように、どんどん穴を開けていきます。
光量が不足しないように、Aデッキ上の建物内に50個程度の穴を開ける必要があります。
私は船体の右舷側を見せるように飾るつもりなので、右舷側の照明をより多くしました。
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[ステップ4]
小さな電球の代わりに LED を使用する主な理由のうちの1つは、寿命です。
ボートデッキ内で切れた電球を取り替えるのは不可能に近いでしょう。
LED は、電球に比べるとはるかに切れにくく、蛍光灯にも似た青白くとても明るい光を放ちます。
写真は、日亜化学の白色 LED を暗闇の中で点灯した模型の一部です。
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全てのウィンドウや舷窓がこのように点灯すると、どんなに素晴らしいか想像できますか?
写真は LED の接続状態を示す拡大写真です。
次に、リード線と抵抗器を介して LED を接続して各穴に入れる作業を行います。
LED のアノード端子(+側=長いほうの足)に抵抗器を直列に接続して+側の基線にハンダ付けします。
LED のカソード端子(-側)は、直接またはリード線を介して-側の基線にハンダ付けします。
+と-の基線をショートさせないように十分注意してください。
抵抗器が基線の下を通っているのが、左の写真からもわかると思います。
訳者注:
写真の様に裸線で直接基線に接続せずに、ビニール被覆コードを使用した方が良いと思います。
また 2 本の基線は十分に距離を空けて設置した方が良いと思います。
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[LED のリード線の極性を識別する 2 つの方法]
- ほとんどの LED は、足の短い方がカソード(-側)端子です。
- LED の本体を光に透かしてみて、中の金属片が大きい方(約 2 倍くらい)がカソード(-側)端子です。
LED のリード線をカットしていて、長さの判別がつかない場合は、この方法で見分けるのが有効です。
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[ステップ5]
左の写真に示されるように、基線に対して+と-のコード( 0.25mm )をハンダ付けしてください。
私は+側に赤いコード、-側に白いコードを使用しました。本当は-側には黒いコードを使用したかったのですが、
たまたま持ち合わせが無かった為です。
[ステップ6]
この時点で、EデッキからBデッキのほとんどの舷窓およびウィンドウは点灯していると思います。
Aデッキに付いては、今後の作業で行っていきます。
ステップ6からの説明はフレッドさんが製作した素晴らしい完成度のエッチングパーツを使用して、
タイタニックを製作する人向けです。後で説明する船首と船尾の点灯方法は、
週刊タイタニックに付いてくる厚紙のパーツを使用して製作する人にも参考になると思います。
週刊タイタニックの説明書通りには製作しないと言う事がポイントとなります。
Aデッキ上の建物を今から全て組み立てる必要がありますが、写真の様に建物は単体で組み立て、Aデッキ上にはまだ接着しません。
建物内に LED を接続した後で、AデッキからBデッキへ向けて穴を開ける必要があるからです。
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[ステップ7]
必要となる新しい道具:ハンド リュ-ター
建物の壁面に対してエッチングパーツを当てて、窓の位置をマーキングしてください。
一旦エッチングパーツを取り外し、くり貫きたいエリアをマーキングしてください。
注意しながらドリルで穴を連ねて開けていき、リュ-ター等を利用して長方形にくり貫きます。
大雑把に空けても問題無いでしょう。
左の写真は 1 つの例ですが、これで良いと思います。
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写真は加工前と加工後の状態です。
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左の 2 枚の写真は、後方の建物の加工前と加工後の状態です。
屋根の上の小さな長方形の建物には、左右に小さな穴があります。
舷窓の位置にマーキングして、ドリルで貫通穴を開けてください。
先に開けた貫通穴に達するまで、下側の建物の屋根裏から上に向けて穴を開けてください。
これで、上側の建物の両側の舷窓を点灯するための LED を押し込むことができると思います。
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次の 2 枚の写真は、一段高くなった屋根部分を点灯する方法を示します。
窓の後ろ側をどの様にして削っているかを見てください。
この方法で、Bデッキからの LED の光で小さなウィンドウを点灯することが可能になると思います。
Aデッキ上へ接着した後では、この部分を作成することは非常に困難なことからも、
Aデッキ上の建物をまだ接着していない理由を理解してもらえるかと思います。
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[ステップ8]
このステップで、Aデッキ上の全てのウィンドウ照明が完了するでしょう。
配布されたAデッキ用の木壁および隔壁に当ててエッチングパーツを固定します。
背面の木壁を削る必要があるため、エッチングパーツの窓の位置がわかるように木壁にマーキングします。
写真を見れば、エッチングパーツの窓の位置と表面を黒く塗った木壁との間に隙間ができることがわかります。
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全てのウィンドウについて、上記と同じように繰り返し作業します。
もしも点灯する必要が無いと感じるウィンドウの場所は、マークさんと同様にウィンドウの背景の木壁を黒に塗りつぶしてください。
私は、仮眠室と船員室を点灯しないことにしました。
各ウィンドウの後ろに直接配置された LED の光は拡散させる必要があります。
半透明のトレーシングペーパーかこれに類似するものを使用しても良いと思いますが、
私は、紙、接着剤およびニスを組み合わせて使用することに決めました。
まず、紙を適当な大きさにカットして、各ウィンドウに接着剤で貼り付けます。
接着剤が付いた場所は、紙が白っぽくなりますが、各ウィンドウの内部にニスを塗ると、
接着剤の跡を隠して、紙全体が程好い半透明状態になります。
左の写真に、紙をどのように適用したかを示します。
さらに、エッチングパーツの壁面のすぐ裏側に薄い板を接着していることに気づくでしょう。
これは壁とデッキの間に光が漏れないようにするためのものです。
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上の写真は、ウィンドウの点灯状態を側面から見たものです。下の写真は、消灯時の状態です。
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次に、各ウィンドウの後ろに LED を直接配線(これまでと同じ要領で)してください。
写真を見れば、どの様に配線したかがわかると思います。左の写真は、完成した状態です。
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左の写真は、Aデッキの最前部の配線状態です。
(窓から光が漏れるように)ウィンドウの後ろの木壁を削っているのがわかると思います。
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左の写真は、点灯時のウィンドウが正面からどの様に見えるかを示しています。
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100 個以上の LED による発熱を換気するための換気口を煙突を利用して設けることにしました。
私は、3 つある煙突内のフレーム全てに 4mm の穴を開けました。
左の写真では、6 つある穴のうち、手前の 3 つと、反対側の最上部 1 つを見ることができます。
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[ステップ9]
このステップでは、船首と船尾についても含めて作業を行います。
デッキ両端の紙製の壁面パーツが接着された状態で、この部分に配線することは非常に難しいので、
左の写真のように、一旦接着したデッキ両端の紙製の隔面パーツを取り除きました。
今後は、紙製の壁面パーツを交換するか、フレッドさんのエッチングパーツを使用しますが、
点灯の必要が無いと感じなら、ステップ9と10の作業そのものを省略しても良いでしょう。
下の写真では、切り取った壁面内に、壁面を点灯するための、2 組のリード線が剥き出しになているのがわかります。
この 2 組は、Aデッキ内に設置した基線に接続された+と-のリード線です。
ここでは、+と-の配線に、それぞれ赤と黒のコードを使用したいところですが、テスターで確認できるので、
青いケーブルを使用して配線を延長しました。
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[ステップ10]
上の写真で、デッキの両サイドに黄色のラインで示された 2 つの大きな穴を見ることができます。
これらの穴は、Bデッキから船尾部分へ電源を供給するために必要な 2 本の細い錫メッキ線を配線するためのものです。
2 本の電線の内、一方は基線の+へ、もう一本は基線の-へ接続します。
LED や抵抗器のリードに触れてショートしないように注意して、穴を通してください。
下の写真に、この電線はとてもはっきり写っており、Bデッキの中を通る 1 組の LED が接続されていることに気が付くかもしれません。
この LED は、船体内部の別の場所を点灯します。
LED のアノード(+端子)へ抵抗器を直列に接続することを絶対に忘れないようにして、基線へ接続していきます。
デッキは、かなり分解してひどい状態になっています。そのうちデッキパーツの廃材を利用して、直そうと思っています。廃材は捨てずに取ってありますか?
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[ステップ11]
説明書通り、ボードデッキは全て接着しました。ニスを塗った床面はデッキが反っていて、
接着剤が乾いていた一方のみで支えられていました。
側壁とブリッジ壁は説明書通り接着したままでかまいません。
次にボートデッキ上の建物を仮置きしてみますが、まだ接着はしないでください。
建物の壁面に沿ってマスキングテープを貼り、各建物の接着されるべき位置をマーキングしてください。
この境界が、Aデッキからの配線の目印になると思います。
マスキングテープの境界の内側を少なくとも 5mm 以上の余裕を持たせてくり貫きます。
ボートデッキ上の建物を接着する前に、一段高くなった屋根部分を点灯するために必要な開口を全て先に開けることをお勧めします。
左の写真はボートデッキ上を点灯するための開口部を示しています。
開口の際、デッキ材を破損しないよう十分に注意して作業してください。
後部ガラスドームのための開口は、主要な船室が完全に接着された後で開けることができます。
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[ステップ12]
とりあえず、ボートデッキ上の建物を全て接着してください。
左の写真は、船員室、トレーニングルームおよび後方の建物内の配線状態を示しています。
上の写真で、穴の周りを黒く塗っている事に気付くかと思います。
これは、黒い色のコーキングを穴の周りや建物の接合部分に塗っていたからです。
継ぎ目から光が漏れないように、建物の継ぎ目に行なう必要があります。
LED は、予め開けられた舷窓の後ろの穴に入れて固定します。
必要な LED の数や位置は、写真を参考にしてください。
写真の数の LED では、かなり明るいので、もう少し暗くしたい場合、LED の数を少し減らしても良いでしょう。
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左の写真は、前方のガラスドームを点灯するために基線に接続された 2 つの LED です。
ガラスドームに光ムラができないように LED の位置を決めてください。
ドーム室を置いたり外したりして、適当な明るさになるように調整してください。
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左の写真は、傾斜した屋根をもった建物の配線状態を示しています。
アラン氏による追記
一度、ボートデッキの前の開口部から基線に仮配線して船室内の LED を点灯試験します。
接続が正しいか否か点灯試験した後、接着剤を使用して適切な位置へ建物を接着します。
点灯試験はこのように行ないますが、最終的には点灯試験に使用したテスト用のコードは取り除きます。
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[ステップ13]
船員室の後ろへ、1 段高くなった屋根部分を置いてください。
これを置いておくことにより、次の建物の位置が正確にわかるようになります。
トレーニングルームを接着する前に、ボートデッキ上の穴の中の基線に LED を並べて配線してください。
1 段高くなった屋根部分を適切な位置に置いたら、壁面の周りにマスキングテープを貼ってください。
マスキングテープの目的は、これまでと同様、照明のためにくり貫くボートデッキの穴の形状を決定するためのものです。
左の写真のように、テープの淵が壁面と一致することを再度確認してください。
次にマスキングテープの淵から 5mm 内側になるように、ボートデッキ上に穴を開けます。
一段高くなった屋根部分の壁面が、均等に接着できるよう、マスキングテープで記したエリアの中央を正確にくり貫いてください。
エッチングパーツの端やウッドパーツの端で光漏れが無いことをチェックしてください。
コーキング等を使用して、光漏れの箇所があれば密閉してください。
窓枠に貼った紙の接着剤が乾いた後で、作業の前に一旦ニスを塗ります。屋根内部の隅を黒く塗ってください。
一段高くなった屋根部分を接着してください。
週刊タイタニックで配布されている、紙パーツのテンプレートを使用して、屋根部分の固定場所を正確に決めてください。
前記の通り、マスキングテープはボートデッキ上の一段高くなった屋根の範囲から 5mm 内側をくり貫く部分の目安として使用します。
ボートデッキ上に接着する前に光漏れの無いことをチェックしてください。
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[ステップ14]
このステップでは、Cデッキを点灯配線するために、積荷ハッチの下をくり貫く作業を行ないます。
これまでと同様、積荷ハッチの外寸よりも数 mm 小さな穴を開けます。左の写真を参照してください。
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ステップ9で、Bデッキの正面隔壁から 2 組の配線コードを引き出しました。
1 組は予備で、配線時等の事故で点灯不能にならないようにするためのものです。
When moving the cables, one of my connections detached from the conducting rail and boy, was I glad I had a spare pair.
もしもコードを引き出していなかった場合は、ボートデッキを通って基線に接続された電源コードを分岐してください。
次に、左の写真のように、甲板上の隔壁の奥に配線用の穴を 2 つ(+と-用)開けます。
配線を延長するための新しいコードの端を強く折り曲げて、Bデッキ隔壁の奥から甲板上の隔壁の穴を通して船首側へ引き出してください。
(写真の赤いコードをよく見てください。甲板上の隔壁の奥から上の階のBデッキへ抜けて青いコードと接続されています。)
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左の写真の白いコードも同様に作業して、+と-のコードをそれぞれ間違えないように接続してください。
2 組の内の残りのコードは、見えないようにウィンドウの穴の後ろにそっと覆い隠してください。
新しく接続した赤および白いコードは、慎重に注意ながら船首方向へ引っ張って長さを調整してください。
写真のように、青いコードとの接続部分は、まだ引き出したままにしておいてください。
また、穴を2つ開けます。これらの穴は、コードをBデッキから船首へ配線し、さらにBデッキへ戻すために使用するつもりです。
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